04不妊症:特殊不妊検査の最近のブログ記事


 月経が3ヶ月以上ない場合を、無月経と言います。




 無月経の程度に応じて、第1度無月経第2度無月経と呼んで、


それぞれ別の排卵誘発(はいらんゆうはつ)を行います。

 



ゲスターゲンテスト



 無月経で、無月経と診断を受けた方に、プロゲステロンを投与して


性器出血があれば、程度が軽い、第1度無月経となります。





エストロゲン-ゲスターゲンテスト



 ゲスターゲンテストで出血しない場合には、エストロゲンを投与


してから、ゲスターゲンを投与して、出血があるかどうか検査します。


 これで出血があれば、第2度無月経です。






LHRHテスト(エルエイチアールエイチテスト)


 月経不順や、無月経の方に、酢酸ゴナドレリンというLHRH


注射して、15分、30分、1時間、2時間後まで4回採血をします。





 LHRH(酢酸ゴナドレリン)には、脳の下垂体を刺激して


LHFSHを分泌させる作用があります。





 採血の結果、LH(エルエイチ)とFSH(エフエスエイチ)の


値がどのように変化するかを調べて、無月経の原因を診断します。

 




 ◇視床下部不全型(ししょうかぶふぜんがた)無月経



  視床下部不全型(ししょうかぶふぜんがた)の場合には、


  LHFSHもほぼ正常です。






 ◇下垂体不全型(かすいたいふぜんがた)無月経


  下垂体に問題がある場合には、LHFSHの反応が低下します。


  下垂体不全型(かすいたいふぜんがた)無月経と言います。






 ◇多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)


  LHが元々高いのが、LHRH(酢酸ゴナドレリン)でさらに


  あがる場合は、多嚢胞性卵巣型無月経、多嚢胞性卵巣


  症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)


  =PCOS(ピーコス)と言います。


  FSHはほぼ正常です。






 ◇卵巣不全型(らんそうふぜんがた)無月経


  卵巣性無月経の場合には、LHFSHが両方とも過剰に上がります。

 

 

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 CT(シーティー)やMRI(エムアールアイ)は、子宮や卵巣の形や


大きさを調べる為に行われます。





 MRI(エムアールアイ)の方は特に、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)の


位置と大きさが正確に分かったり、子宮奇形の種類、子宮内膜症の


チョコレート嚢腫まで分かります。

 

 

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 フーナーテスト=性交後試験とは、早朝に性交した後、遅くとも12時間



以内に、膣、子宮頸管(しきゅうけいかん)、子宮腔の中を調べて、



動いている精子がいるかどうか、また、精子と頸管粘液が適合するか



どうかを調べる検査です。



 フーナーテスト=性交後試験の検査結果は、その時によって、良かったり


悪かったりしますので、何度か検査を行います。

 

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 生殖能力と関係した、性染色体異常の場合、卵巣の発育が悪かったり、


流産の原因となりますので、染色体検査(せんしょくたいけんさ)を行います。


 

 

 また、18才以上で初経がない場合には、性染色体異常の疑いがあります。

 



 染色体検査(せんしょくたいけんさ)は、採血した血液のリンパ球を


培養して、染色体の数や、構造を調べます。

 

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 抗精子抗体検査(こうせいしこうたいけんさ)は、フーナーテストで


抗精子抗体
(こうせいしこうたい)があると疑われる場合に行われます。



 血液検査で調べる事が出来ます。




 抗精子抗体(こうせいしこうたい)とは?という方はこちらもどうぞ!

 

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 甲状腺(こうじょうせん)に異常があると、月経不順になる場合があります。



 甲状腺ホルモン検査(こうじょうせんほるもんけんさ)は、血液検査で



甲状腺(こうじょうせん)ホルモンの値に異常がないかを調べます。

 

 

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 卵管鏡検査(らんかんきょうけんさ)は、卵管が閉塞(へいそく)して


いたり、狭窄(きょうさく)して、通過性が悪くなっている場合に行われ


ます。



 

 子宮卵管開口部(子宮側)から卵管内へ、内視鏡を入れて検査します。




 卵管鏡検査(らんかんきょうけんさ)で、卵管内の状態が分かるほか、


軽い癒着なら剥離する事も出来ます。

 



 卵管の外側が、卵管周囲と癒着している場合には、治療が出来ない為に、


腹腔鏡検査(ふくくうきょうけんさ)と併用して卵管鏡検査(らんかん


きょうけんさ)を行う場合もあります。

 

 

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