男性不妊の9割以上が、造精機能障害(ぞうせいきの
う
しょうがい)で、その6割は原因がわからない、突発性造精機能
障害(とっぱつせいぞうせいきのうしょうがい)です。
造精機能障害(ぞうせいきのうしょうがい)を引き起こす原因として、
分かっているもののうちの3割が、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)
です。
その他の原因としては、内分泌疾患や染色体異常、まれに、精巣炎や、
停留精巣があります。
・精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)とは、精巣の精脈の血液の流れが
悪くなって逆流し、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)というこぶが出来て
精巣内の温度が上昇してしまう疾患です。
本来、体温より1,2度低い温度を保つ為に、身体の外に出ているのですが、
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)というこぶが出来ると、精子を造る、
造精機能が低下してしまいます。
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)というこぶがなくても、
いつも足を組んだりして、精巣が温まると、造精機能が低下するので
注意が必要です。
・染色体異常 = クラインフェルター症候群
男性は、XとYの染色体を1つ持っていますが、X染色体が多い場合を、
クラインフェルター症候群と言います。
クラインフェルター症候群の方は、精巣が発達しなかったり、男性ホルモン
(テストステロン)の分泌が少ないために、無精子症となる場合が
多くあります。
無精子症ではなく、ほんの少し精子がある場合もあります。
・精巣炎
精巣炎は、おたふく風邪でなります。
大人になってからおたふく風邪にかからないように注意が必要です。
・停留精巣
精巣は、胎児の頃には身体の中にあります。
数ヶ月経つと、精巣が陰嚢の中に降りてくるのですが、降りてこない
場合を、停留精巣と言います。
