月経が3ヶ月以上ない場合を、無月経と言います。
無月経の程度に応じて、第1度無月経、第2度無月経と呼んで、
それぞれ別の排卵誘発(はいらんゆうはつ)を行います。
・ゲスターゲンテスト
無月経で、無月経と診断を受けた方に、プロゲステロンを投与して
性器出血があれば、程度が軽い、第1度無月経となります。
・エストロゲン-ゲスターゲンテスト
ゲスターゲンテストで出血しない場合には、エストロゲンを投与
してから、ゲスターゲンを投与して、出血があるかどうか検査します。
これで出血があれば、第2度無月経です。
・LHRHテスト(エルエイチアールエイチテスト)
月経不順や、無月経の方に、酢酸ゴナドレリンというLHRHを
注射して、15分、30分、1時間、2時間後まで4回採血をします。
LHRH(酢酸ゴナドレリン)には、脳の下垂体を刺激して
LHやFSHを分泌させる作用があります。
採血の結果、LH(エルエイチ)とFSH(エフエスエイチ)の
値がどのように変化するかを調べて、無月経の原因を診断します。
◇視床下部不全型(ししょうかぶふぜんがた)無月経
視床下部不全型(ししょうかぶふぜんがた)の場合には、
LHもFSHもほぼ正常です。
◇下垂体不全型(かすいたいふぜんがた)無月経
下垂体に問題がある場合には、LHやFSHの反応が低下します。
下垂体不全型(かすいたいふぜんがた)無月経と言います。
◇多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
LHが元々高いのが、LHRH(酢酸ゴナドレリン)でさらに
あがる場合は、多嚢胞性卵巣型無月経、多嚢胞性卵巣
症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
=PCOS(ピーコス)と言います。
FSHはほぼ正常です。
◇卵巣不全型(らんそうふぜんがた)無月経
卵巣性無月経の場合には、LHとFSHが両方とも過剰に上がります。
