免疫異常(めんえきいじょう)とは、ウイルスや細菌などの、
異物から身を守る免疫機能に異常が生じる事です。
免疫機能に異常が生じると、流産や死産の原因となります。
自己免疫異常
自分の体に抗体が出来る事を、自己免疫異常と言います。
自己免疫異常の中で、抗リン脂質抗体は、胎児の血管に血栓が
出来て、胎児へ充分な血液が行かない為に、流産や死産に
つながります。
抗リン脂質抗体の場合には、血栓を予防する為に、
低用量アスピリンや、ヘパリンなどの薬物療法で
治療します。
免疫を抑制する為にステロイドが使われる事もあります。
母児間の免疫応答異常
胎児を異物として排除する免疫異常もあります。
夫婦のヒト主要組織適合抗原(HLA)が似ていたり、
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)という、外から侵入した
細菌を攻撃する白血球の一種の、働きを抑える機能が
うまく働かない事が原因です。
母児間の免疫応答異常に対しての治療としては、
夫の血液からリンパ球を取り出して、妻に注射する、免疫療法が
行われます。
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