不妊治療体験談: お腹の痛みと出血(8W2D)(夫32才・妻38才)


 朝から生理の時位の出血で、お腹が痛いです。

 

 

 産院が開く時間を待って、朝1番に初めて、本当は明日行く予定に


していた産院へお電話をして、状況をお話ししました。

 

 


 受付の方は、


 「すぐに来て下さい」


とおっしゃったので、夫に車を出してもらって出発しました。

 

 

 産院までは、車で20分です。

 

 

 受付で、不妊専門の病院の紹介状や保険証を提出して、


問診表に記入していると、名前を呼ばれました。

 

 


 顔を上げてみると、受付の前に立った看護婦さんが手招きで


呼んでいました。

 

 

 何かしらと思って、夫を残して、ほぼ書きかけた問診表を持って


そちらの方に行きました。

 

 

 看護婦さんは私の手から問診表を取ると、一通り目を通して、


 「出血があってお腹が痛いんですね」


と確認して、ため息をつきながら、宙に向かってつぶやきました。

 

 

 「どうしよっかな~~~」

 

 

 

 え!? どうしよっかな~!?

 

 

 耳を疑いました。

 

 

 何なんでしょうか、この態度は。

 

 

 

 看護婦さんはそうつぶやいた後に、仕方がないという態度で、


 「少しお待ち下さい」


と、診察室の前の椅子を指差しました。

 

 

 

 新しい産院は結構混んでいて、狭い待合室はもうぎっしりでした。

 

 


 私達のように、夫婦そろって来ている方も何組かいらっしゃいました。

 

 


 診察室の前の椅子で5分待つと、中から呼ばれました。

 

 

 初めてお会いする先生にご挨拶をして座りました。

 

 

 先生は、まず、出血している事と、お腹が痛い事を確認してから、


 「今日はベッドが空いていないので、不妊専門の病院にこれから


行って診てもらって、それからまた来て下さいと」


おっしゃいました。

 

 

 え?ベットが空いていないってどういう事?


と思いながら、


 

 

 「先生、お願いです。」


 「ちょっと診てもらえませんか」


と聞いてみました。

 

 

 先生は、困った顔で、


 「先週も不妊専門の病院から紹介されて来た人がいたんですよ。」


 「同じように。」


 「その人はね、流産しちゃった。」


 「だから、とにかく、不妊専門の病院の先生に診てもらって下さい。」


 「診てもらって、それでまた来て下さい」


とおっしゃいます。

 

 

 

 お腹が痛いですし、あまり動くと良くなさそうだからここで


診てもらいと思って来たのに...。

 


 

 先ほどの看護婦さんの態度と、先生のお言葉、そしてベットが


空いていないという、入院が必要なの?という事実が頭の中を


ぐるぐるしながら、仕方なく診察室を出て、夫の待っている待合室へ


戻りました。

 


 

 

 随分早く戻って来た私に、夫は、何か異変を感じて、私の言葉を


待ちました。

 

 

 「診てもらえなかった。」


 「不妊専門の病院に行って診てもらって下さいだって」


と告げると、


 「え? 何で? ちょっと診てくれたっていいじゃない」


と怒っていました。

 


 

 夫は、あまり怒る事がないのですが、この時には、激怒していて、


怒りがどんどん増幅されていくのが傍目から見ていてもよく分かり


ました。

 

 

 

 私はもうあきらめて、受付で保険証を返してもらって、


紹介状をどうするか聞かれたので、


 「いりません」


と言って、病院から出てきました。

 


 

 

 駐車場までのゆるい坂道を歩いていると、後ろから受付の方が


走っていらしたので、夫が病院の方へ少し戻ってみると、出来上がった


ばかりの診察券が、ラミネート加工されたものを渡されたのでした。

 


 

 

 車のところで私に追いついて来た夫に、真新しい診察券をらって、


手にとってみると、


 「もうこの産院に来る事は2度とない」


と分かりました。

 

 

 

 それで、夫に、


 「さっき、受付で、持って行った紹介状をどうするか聞かれて


引き取らなかったけど、やっぱり返してもらって来てくれる?」


とお願いしました。

 

 

 

 夫はまた病院の方へ走って行って、紹介状をもらってきて


くれました。

 

 

 

 紹介状は、入っていた封筒に戻して上をセロテープでしっかりと


止めた状態で戻ってきました。

 

 

 

 後で中を見てみると、紹介状には、


 顕微授精後の自然妊娠という事、


そして、


 日付と週数と大きさが、書き間違えてホワイトで中途半端に


消された上に書き直してありました。

 

 

 

そして、


 血液検査の結果を、まとめてA4一枚にしてコピーを取ったものが


後ろに付いていました。

 


 

 これだけ?


とちょっと驚いたのと、書き損じが何だかやけに悲しく感じられました。

 


 

 

 駐車場から、携帯電話で不妊専門の病院に電話をかけて事情を


説明すると、受付の方から直接先生に代わっていただいたようで、


突然先生の声がしたので驚きました。

 


 

 

 先生は、


 「とにかく受けてもらえなかったのなら、もう仕方がないので、


これから病院の方へ来てください。」


 「産院にはいつ行ったんですか?」


と聞かれました。
 

  

 

 今日初めてとは思っていらっしゃらなかったようですが、私の方も


質問の意味が分からずに、


 「さっきです」


と答えていました。

 

 

 

 

 お電話が終わって不妊専門の病院の方へ出発する事になりましたが、


夫は私が携帯電話で電話している間中、怒りでぐつぐつと燃え滾って


いました。

 

 

 

 こういう事は本当に珍しいです。

 

 

 

 家を挟んで反対側にある産院から不妊専門の病院へは、車で40分ほど


かかりました。

 

 

 

 不妊専門の病院に着いて、受付を済ませて待ちましたが、1時間待っても


呼ばれませんでした。


 

 

 夫が、

 「お腹痛いって言ったの?出血してるって言ったの?」


と聞くので、


 「さっきお電話しました」


とは言ったけどと言うと、あと少しまって呼ばれなかったら言ってくると、


5分後には受付で、早く診てもらえるように頼んできてくれました。

 

 

 

 それで、診察室の前で待っている5人位の方の次ぐらいに入れて


いただいたようで、10分程で呼ばれました。

 

 

 

 夫には待合室で待っていてもらって、1人で診察室の前に移動しました。

 

 

 

 まずは先生と対面して、すぐに


 「じゃあ診てみましょう。」


 「はい」


とすぐ廊下に出て、今度は内診室の前で待ちました。


 

 

 内診室の順番が来て、やっとやっと診てもらえる事になりました。

 

 

 

 まもるくんは大丈夫でしょうか。

 

 

 

 見えました。

 

 

 

 まもるくんは3倍位の大きさ11.2mmに育っていました。

 

 

 

 そして心拍動もありました。

 


 

 

 診察室に戻ると、先生は、

 

 「これから緑病院(産院)に行って入院して下さい。」


 「そこならどんな場合にも受け入れてもらえます」


とおっしゃいました。

 

 

 

 先生は、私がさき程行った産院の方にもお電話で確認したようで、

 

 「ベットが一杯だったんですね」


とおっしゃいました。


 

 

 

 私は入院はしたくないと思って、一応、


 「入院はしたくないのですが」


と言ってみました。

 

 

 

 先生は、


 「それなら家で安静にして下さい。でも出てきちゃいますよ」


とおっしゃいました。

 

 

 

 え? 出てくるって何が? まもるくんが?

 

 何だか頭が真っ白になりながら、

 

 先生が3日後は学会で病院にはいないという事、


 それでもいいかという事、


そして、


 容器を渡すから、何か出てきたら、それをなるべく綺麗にひろって、


容器の中に入れて持って来て下さいとおっしゃっている事


を、ぼぉっと聞いていました。

 


 

 

 もう駄目という事なんでしょうか。

 


 

 

 頭が考える事を拒否していました。

 

 

 

 そして、入院流産の処置の為に必要なんだという事が


あまり分からないでいました。

 


 

 

 待合室に戻って、夫に、


 まもるくんが少し大きくなって、心拍があった事、


そして、


 緑病院に入院して下さいと言われたけど、入院しない事にして、


家で安静にする事にした事、

 

 出て来た時の為に容器をもらった事


を報告しました。

 


 

 

 夫は入院しなくていいのか心配しましたが、私が入院はしたくないと


思っている事と、先生がそれでもいいとおっしゃったのならと


納得してくれました。

 


 

 

 薬局で、子宮の収縮を抑える薬をもらってから、家に帰りました。

 

 

 

 もうお昼が近い時間でした。

 

 

 

 夫は午後から会社に行きました。

 

 

 

 

 それからずっとお布団に横になって過しました。

 

 

 


 お昼から真夜中にかけて、出血の量も、お腹の痛みもどんどん


どんどんひどくなっていきました。

 


 

 

 明日は夫が東邦大学大森病院に行く日です。

 

 染色体検査の結果を聞きに行く事になっていました。

 

 



 

 

  お腹が痛くて、出血している時には、病院に行く為に立って歩いたり


しないで、家で、お布団に横になって安静にしていた方がむしろいいそうです。


 

 子宮の収縮を抑えるお薬で、流産を止める事が出来るとは先生も考えて


いらっしゃらないそうです。


 

 後から先生にお聞きしました。

 

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このブログ記事について

このページは、kari777が2009年1月16日 13:05に書いたブログ記事です。

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