不妊治療体験談: 2度目の流産(11W5D)(夫32才・妻38才)

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 不妊専門の病院を卒業して助産院へ転院して、前回は、


そこから総合病院へ行って妊娠初期の検査をしました。

 

 

 ちょっとぴよちゃんの育ち具合が思わしくないので、もう1回、一週間後に


診察してから助産院の方へ戻る事になっていました。

 

 

 ところが、生理周期82日に茶オリがありました。


 

 そして、翌83日、11W5Dに、朝茶オリがあって、下腹部痛が始まました。


 段々と茶オリが赤い出血へとに変わっていきます。

 


 

 助産院にお電話をして、生理初日位の出血がある事をお話すると、


 「総合病院へ連絡しておくので、入院の準備をして行って下さい。


  そして結果も教えて下さい」


と指示ありました。

 

 

 
 その日は、丁度土曜日で、もう病院は診察時間が終っている時間でした。

 

 

 夫に車を運転してもらって総合病院まで行きました。

 

 

 総合病院の救急受付でお話して、すぐ前のベンチで待ちました。

 

 

 待っている間に私は、両目からだらだらと涙をたらしていたので、


通りかかった看護婦さんに


 「あらあなたどうしたの? 泣かないで?


  赤ちゃんはまた授かるから」


と励まして頂きました。

 


 

 でも、事情を知らないからそんな事を言うけど、奇跡的な自然妊娠なんて


そう何度も起こるはずがないし、2度起こったのだからもうこれで終わり


かもしれない。

 

 

 そんな風に思っていました。

 


 

 ただ、不妊検査後に、


 「あなた達には自然妊娠の可能性がありません。


  顕微授精でしか授かる可能性はないです」


と言われた時の事を考えれば、事情を知らないとは言え、

 

 

 「赤ちゃんはまた出来るのよ」


と、確信を持って言ってもらえる方が、いい事はいいです。

 


 

 総合病院では、流産などは日常茶飯事で、ちっとも珍しくないのだそうす。

 


 

 受付の方は、はっきりとそうおっしゃっていました。

 

 


 

 かなり長い間、受付前のソファーで、涙を垂れ流したまま待って


いましたが、ようやく、


 「産婦人科の方へ移動して下さい」


と言われました。

 

 

 

 移動して待っていると、手術着の様な服装の女性の先生が降りていらして


準備して下さいました。

 

 

 すぐに診察していただくと、


 「大きい子宮筋腫がありますね。 1個ではなくて、その前にも


  後ろにも3つあります」


と言われました。

 


 え? そんなはずは~と思って、

 

 「1個としか言われた事はないのですが」


と言うと、先生はあわてて、じゃあ違うかもといった雰囲気でした。

 


 

 肝心のぴよちゃんの事がなかなか言われないので、どうしたのかと


思っていたら、やっと、

 

 

 「今までの事が分からないので分かりませんが、


  前回から成長が止まっていて、心拍動もないようです」


と言われました。

 


 

 よく分からないと言われたので、

 

 

 「子宮筋腫で見えにくいとか、そういう事ですか?」


と確認すると、先生は、カーテンをサァっと勢いよく開けて、


ものすごくくっきりと、しかも拡大されているのか実物の3倍の大きさに


アップになった、ぴよちゃんのかわいらしい3頭身の姿がモニター全体に


映し出されていました。

 


 

 そしてその右には、心拍動が無い事を意味する、上下に揺れていない


横線がまっすぐ左から右に複数伸びていました。

 

 

 

 ぴよちゃんはもう心拍動を停止して、じっとしていたのでした。

 

 


 お話するスペースに戻ると、待合室の椅子で待っていた夫も呼ばれて


入ってきました。

 


 

 まずは、先ほどの超音波写真を見せていただいて(これはいただけ


ませんでした)、夫にも説明がありました。

 


 

 そして、先生は、


 「今日は帰った方がいいでしょう? 帰って明日か火曜日の担当の


  先生の日でもいいですが、その時に来て、もう一度、心拍動が


  止まっている事を確認しましょう」


とおっしゃいました。

 

 

 夫は、入院の用意もしているのでと申し出ましたが、


私は帰りたかったので、先生の提案に飛びついて、


 「今日は帰りたい」


と夫に訴えて、でも、


 「火曜日までは待たないで、明日入院したい」


と希望しました。

 


 火曜日の先生に特に思い入れはないので、今目の前にいらっしゃる、


少しでも事情の分かっている先生にすがって、


 「明日先生がいらっしゃるなら明日来たいです」


と訴えていました。

 

 

 そこで、明日の確認がありました。

 

 

 「明日はまず、すぐに入院ではなくて、普通に診察券を出して診察の


  順番を待って、上の先生になる先生に、心拍動が止まっている事を


  きちんと確認してもらってから、入院という事になります。」

 


 

 「そして、それから検査をして、午後手術です。


 

  手術の方法は、麻酔をして、こういう傘の骨のような尖ったものを


  超音波などは何も見ないで子宮に入れます。


 

  そして、その傘のようなものを開いて子宮の内側を削り取るようになります。


 

 

  この時、麻酔をしているのに、万が一動いてしまった場合には、


  その尖った器具が、子宮を突き破って穴が開いてしまいます。

 

 

  でも、小さい穴なので、穴が開いても、戻せば穴はすぐに閉じて、


  子宮が小さくなる時に塞がってしまうので大丈夫です。


 

  ただ、そういう可能性がある、危険性があるという事を理解して


  いただいた上で、手術の同意書にサインをしていただく事になります。

 

 

  手術をするのは、私ではなく、上の先生になります」


との事でした。

 


 

 私は、手術の説明があまりにも恐ろしかったので、


 「やめます! 手術はしません!」


と大声で泣き叫んで帰りたいところでした。

 

 

 でも、もう他にどんな方法もないですし、どこの病院でも手術の方法は


同じなのでしょうから、あきらめました。

 


 

 夫は、明日、もう一度、心拍動が止まっている事を確認するとか、


明日また普通に診察券を出して順番を何時間も待つという説明が、


何かおかしい、どうもおかしいとその時すでに思っていたようです。

 


 

 私は、目の前の先生に、藁をもつかむような気持ちで、気持ちがすがり


付いていたので、その先生のおかしさにあまり気付いていませんでした。

 


 

 一通り説明も終わったので、


 「明日は朝一番に来て下さい」


と言われて、入院の用意をしてあったボストンバックをかかえて帰りました。

 


 

 帰れる事は本当に嬉しかったです。

 


 

 でも明日はまた病院で、そして流産の手術です。

 


 

 帰ってから助産院にお電話をして結果を報告しました。

 


 

 それから、不妊専門の病院の先生にも夫がメールを書いて、


 「明日総合病院で流産手術を受ける予定ですがいいですか?」


と確認しました。

 


 不妊専門の病院の先生からは夜OKの返信がありました。

 


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このブログ記事について

このページは、kari777が2009年2月 4日 15:52に書いたブログ記事です。

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